インド映画鑑賞記録

主に南インド映画を観てる、今まさしくブログの更新方法を必死で思い出そうとしている人のブログ

Sindhooram (1997)

言語: Telugu
監督・脚本: Krishna Vamsi
出演: Brahmaji, Ravi Teja, Bhanu Chander
時間: 144分

メモ

▼ 手段
Youtube (英字幕付き)
▼ 動機
- ヴァムシ監督作品の中でも特に評価が高い
​- ニキ1のイチオシ
- ラヴィテジャさんとブラフマージーさんのダブルヒーロー

概要

ブリラージュ(ブラフマージー)は​正義感溢れる熱血・警察訓練生。帰省中、地元警察の腐敗ぶりに怒りを滾らせる。 ある日、警察と地元ナクサライ2の抗争に巻き込まれた拍子に事件を起こしてしまい、追われる身となる。
一方、村のお調子者チャンティ(ラヴィ・テジャ)は女子をからかい、トランプ遊びに明け暮れる生活を送っていたが、幼馴染の危機に駆けつけるべく潜伏先の森へ足を踏み入れる。

感想

​警察官を載せた大型車両がテロリストに爆破され、主人公である訓練生がその遺体の回収に駆り出されるという、冒頭からシリアスな空気を帯びている。
ブラフマージーさんは 序盤の大出血サービスミュージックシーンがあまりに素晴らしすぎる 熱血漢の苦悩と決意を全力で熱演。
ラヴィ・テジャさんもあの独特の持ち味を活かした、友情に熱く泣かせる役だった。
警察側も完全に腐敗した組織として描くのではなく、主人公ブリラージュの恩師である警察官にゲリラ兵の掃討作戦の指揮を執らせた点もストーリーのポイントになっている。

高い理想を持った優秀な若者たちが体制に幻滅し、闘争に見を投じるうちに平穏だった生活を見失う…という物語の性質上、火薬量も多い。配役の妙を感じさせる、見所の多い佳作だった。
(鑑賞日: 3/21)

関連ツイート


  1. インドアニキの略。2008年初夏頃からインドの現地ファンのフォロワーをそう呼ぶツイートが散見されるようになったように思う。女性ファンはインドネキ(=アネキ)と呼ぶ模様。

  2. 参照: https://kotobank.jp/word/%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88-857354