インド映画鑑賞記録

主に南インド映画を観てる、今まさしくブログの更新方法を必死で思い出そうとしている人のブログ

Hello Brother (1994)

言語: Telugu
監督・脚本: E. V. V. Satyanarayana
時間: 152 min.
出演: Akkineni Nagarjuna, Ramya Krishna, Soundarya

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メモ

▼ 手段
配信 (英字幕付き)​
▼ 動機
​双子ナグ様が観たかった

概要

警察に追われ負傷した強盗犯と同時に、彼を逮捕した警官・チャクラヴァルティ(サラット・バーブ)の妻も産気づいたため病院に運び込まれる。 やがて妻は双子の男児を出産する。
隙を狙らった強盗犯は双子のうち、1人を人質に取り、人気のない線路まで逃走するが、チャクラヴァルティに射殺される。

強盗犯が道中取り落とした男児は、通りがかりの女性が広い育てる。 双子のうち、実の親の元で育ったヴァルマ(ナーガルジュナ・アッキネーニ)は品行方正なロックスターに育った。

一方、拾われた後に育ての親に死なれ、妹と一緒に孤児になってしまったデーヴァ(ナーガルジュナ・アッキネーニ)は、生活の為にスリになった。

顔はそっくりでも性格がまるで違う彼らは思いがけず再会し、チャクラヴァルティを父の敵として狙う強盗犯の息子、ミトラと対峙することになる。

感想

ナグ様の一人二役の図がとてもシュールかつときめくものだった。
当時35歳の若ナグ様が画面に二人も映るのはインパクトがある。 二人は物理的に近づくと、一方の体の動きがもう片方の体の動きとシンクロしてしまう特殊能力があるのだが、その特性を存分に活かしたシーンにも大満足。 デーヴァにはお尻を見ると叩かずにはいられない悪癖があるのだが、シンクロのせいでヴァルマも巻き込まれるのは憐れでもありコミカルでもあった。
ヴァルマ側のヒロインはサウンダリヤ、デーヴァ側のヒロインをラムヤ・クリシュナンが演じているのだが、ベクトル的に違う女優を起用したのも面白い。
双子の顔は同じでも、好みまで同じとは限らない。

ダブルナグ様作品は他にも存在するらしいので近いうちに観てみようと思う1。 ​

(鑑賞日:4/26 )


  1. Soggade Chinni Nayana (2016)。Sunnxtに言語版、Zee5にヒンディー語吹き替え版を確認 (現時点)