言語: ヒンディー語
監督: Anurag Singh
脚本: Anurag Singh, Girish Kohli
時間: 150分
出演: Akshay Kumar
メモ
▼ 手段
配信 (英字幕付き)
▼ 動機
- テーマに惹かれた
- シク教の文化に興味があった
概要
国境の警備隊に所属していたイシャール・シン (アクシャイ・クマール) は英国人の上官に逆らったことをきっかけに、小高い丘の頂上にある小さな要塞、サーラガリー城塞へ転属させられる。
アフガニスタンのパシュトゥーン、オラクザイ族約1万人 vs 英領インド軍所属の21人のシク兵が戦った、1897年のサーラガリーの戦いに基づく歴史映画。
感想
圧倒的に不利な状況で戦い抜いた、誇り高き戦士達の勇姿が胸熱な作品。
まず映像が美しい。
アフガニスタンの雄大な風景や、めちゃくちゃ気合の入った戦闘シーンは大画面で観てみたかった。
主に部隊長のイシャールがスポットライトを浴びていたが、残りの20人のメンバーにもそれぞれ人物像を伺わせるような小エピソードや見せ所がある 1 。
いよいよ敵が攻撃を仕掛けて来る、という場面でイシャールが行ったスピーチや、頭に巻いたサフラン色のターバン (題名 ”Kesari” はサフランとライオンを意味する模様 2)、の由来から、彼らのシクとしての誇りを感じた。
配信元の豆知識の項目に「アクシャイ・クマールが撮影時に巻いていたターバンは6kg」とあったが、ターバンにとめていたチャクラムとピンも重要なキーアイテムだった。
(頭、すごく重かっただろうな…)
ガチガチに重厚な軍記モノを想像していたが、フフッと笑ってしまうような会話やシーンもあり、ミュージックシーンにはしみじみと感じるものがあった。
イシャールの想像の中で時々姿を見せる妻も可愛らしくて温かく、心の支えになる (画面のむさくるしさ?が緩和される)。
戦闘開始からエンディングまでが激アツ。
チキンがとても良い仕事をしていた。
(鑑賞日: 6/8)
関連ツイート
シクの誇り高き戦士たちよ…
— ɯɐsıɐɯ (さむ) (@tumeric_notes) 2019年6月8日
『七人の侍』が好きな人にはモロに刺さる気がする
▼ Kesari英字幕付きトレーラーhttps://t.co/w0jtNNXSGp