インド映画鑑賞記録

主に南インド映画を観てる、今まさしくブログの更新方法を必死で思い出そうとしている人のブログ

Kesari (2019)

言語: ヒンディー語
監督: Anurag Singh
脚本: Anurag Singh, Girish Kohli
時間: 150分
出演: Akshay Kumar

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メモ

▼ 手段
​配信 (英字幕付き)
▼ 動機
- テーマに惹かれた
​- シク教の文化に興味があった

概要

国境の警備隊に所属していたイシャール・シン (アクシャイ・クマール) は英国人の上官に逆らったことをきっかけに、小高い丘の頂上にある小さな要塞、サーラガリー城塞へ転属させられる。

アフガニスタンのパシュトゥーン、オラクザイ族約1万人 vs 英領インド軍所属の21人のシク兵が戦った、1897年のサーラガリーの戦いに基づく歴史映画。

感想

圧倒的に不利な状況で戦い抜いた、誇り高き戦士達の勇姿が胸熱な作品。

まず映像が美しい。
アフガニスタンの​雄大な風景や、めちゃくちゃ気合の入った戦闘シーンは大画面で観てみたかった。

主に部隊長のイシャールがスポットライトを浴びていたが、残りの20人のメンバーにもそれぞれ人物像を伺わせるような小エピソードや見せ所がある 1

いよいよ敵が攻撃を仕掛けて来る、という場面でイシャールが行ったスピーチや、頭に巻いたサフラン色のターバン (題名 ”Kesari” はサフランとライオンを意味する模様 2)、の由来から、彼らのシクとしての誇りを感じた。

配信元の豆知識の項目に「アクシャイ・クマールが撮影時に巻いていたターバンは6kg」とあったが、ターバンにとめていたチャクラムとピンも重要なキーアイテムだった。
(頭、すごく重かっただろうな…)

ガチガチに重厚な軍記モノを想像していたが、フフッと笑ってしまうような会話やシーンもあり、ミュージックシーンにはしみじみと感じるものがあった。
イシャールの想像の中で時々姿を見せる妻も可愛らしくて温かく、心の支えになる (画面のむさくるしさ?が緩和される)。

戦闘開始からエンディングまでが激アツ。

チキンがとても良い仕事をしていた。

(鑑賞日: 6/8)

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