インド映画鑑賞記録

主に南インド映画を観てる、今まさしくブログの更新方法を必死で思い出そうとしている人のブログ

Annamayya (1997)

言語: テルグ語
監督・脚本: K. Raghavendra Rao
音楽: M. M. Keeravani
時間: 147分
出演: Akkineni Nagarjuna, Mohan Babu, Suman, Ramya Krishna, Kasturi

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メモ

▼ 手段
​配信 (英字幕付き)
▼ 動機
観た方のテンションが凄い

概要

​ヴェンカテーシュワラ神 1 を熱心に信仰し、多くの賛歌を作曲したと伝えられる15世紀の音楽家・聖人、アンナマーチャーリヤの一生を描いた作品。
題名は彼の別名。

感想

重要な要素なだけあって、音楽が美しい(キーラヴァーニ先生担当)。
古き良き特撮映画を彷彿とさせるVFXも味わいがあって楽しい。

神様と偉人の関係を描いた作品は、物語を盛り上げ、分かりやすくするための視覚効果を駆使しているので、仮に字幕が無かったとしても面白く観られるというメリットがある。神様の衣装も素敵。

ベースとなっている神話や伝説に親しんでいれば尚更のことだろうと思う。

主人公・アンナマーチャーリヤが熱烈に信仰したヴェンカテーシュワラ神は、同じくナグ様主演の『Om Namo Venkatesayya (2017)』に登場した神格だったが、本作においても人間との距離の近さを感じさせられた。

信仰する神が目の前に現れ、主人公が感動に打ち震えるところもなんだか似ている(「尊い」等のセリフ付きスタンプが作れそう)。強いて言えば、こちらの方がハッピーエンド色がある。

ナグ様も素敵だったが、アンナマーチャーリヤの弟子になった王を演じた、モハンバーブさんも良かった。時代物をやってる所をもっと観てみたい。

​ (鑑賞日: 6/11)


  1. ヴィシュヌ神の化身の一つ。現世利益の神として親しまれる。別名バラージ (DVDのタイトルロゴでお馴染みのあのお方か)。自らの結婚資金調達の為に財宝神クベーラに借金をしており、参拝者がお布施で返済の手助けをすると、願いを叶えるとされている。なお、神殿に納められた莫大な富は利子に回っている説あり。完済するまでは大分掛かりそうね…。