言語: カンナダ語、テルグ語
監督: K. Raghavendra Rao
時間: 152分
出演: Arjun Sarja, Soundarya, Chiranjeevi, Meena, Brahmanandam, Tanikella Bharani, Ambareesh
メモ
▼ 手段
Youtube配信(字幕なし)
▼ 動機
アルジュン・サルジャさんのロン毛
概要
神を信じていなかった若者・マンジュナータ1 が、シヴァ神の働きかけにより信仰心が芽生え、神官になる。 その信仰心は奇跡を起こし、周囲の人間の心をだけでなく土地を治めていたアンビケーシュワラ・ヴァルマの心を動かす。王の支援も得て、マンジュナータは1000万体ものシヴァリンガを祀る寺院 2 を建設する。
順風満帆な生活を穏やかに送っていたマンジュナータだったが――。
感想
ドミドミ日記様によるあらすじ がWikipedia以上に丁寧に、分かりやすく書かれており大変参考になった。
信仰に目覚める前のマンジュナータは、力で問題を解決するゴリゴリの武闘派だったので、物語の前半ではアルジュン・サルジャさんの力の見せ所が沢山あった (アクションシーンはスピードアップしているのではないかと思うほど、素晴らしいキレだった…撮影当時は36才前後だろうか。今も変わらず壮建)。
シヴァ神を演じたチランジーヴィ(以下、チル様) は随所でダンスを披露してくれるので、「良いものをみせてもらった」という満足感が兎に角大きい。
チル様は現代劇のイメージがあったので、こんな風に古典舞踊を見せて頂けるとは…超かっこいいので、ダンス曲だけでも一見の価値あり (一見と言わず、是非二、三見を…) 。
アイラインをスッと引いたお顔も素敵。
第三の目が!目が! ああーーっ(ビームを照射されるカーマの図)
チル様、サウンダリヤさんにミーナ様、カンナダ映画界の大御所アンバリーシュ様と、出演者が豪華だと話題になっていた模様。
涙もあり、アクションもダンスも贅沢に盛り込まれており、画面に釘付けになったまま時間が経つのがあっという間だった。
VFXも一昔前(?)の古き良き南インド映画のテイストが出ていた。
1000万体のシヴァリンガによる群舞…追跡?は圧巻。
一人の偉人がそのミッションを全うし、役目を終えるまでもガッツリ描きこむ所は同監督作品『Annamayya (1997)』や『Om Namo Venkatesaya (2017)』に共通する(ジャンル全体に共通するのか否かは要検証)。
人生の目的…命の使い方は自分で決めて進められる部分の他に、予想しないところから…例えば事故や病気などの出来事を通じて、目を背ける間もないほどに突然顕れる部分もあるように感じる。
マンジュナータが老人に扮したシヴァ神の試練を受けるシーンでは、突如降ってくる試練に対して、 追い返したり怒ったりぜず、謙虚な気持ちで臨めるかどうかについて考えさせられた。
(鑑賞日: 8/18)
https://m.imdb.com/title/tt0249783/
関連ツイート
チル様が神様役で出てる模様…
— さむ (@tumeric_notes) 2019年8月17日
これはアルジュン(サ)がAnnamayyaやオムナモでいうところのナグ様の立ち位置ってことだよね……?観ます…https://t.co/V0kmcMcNij
- 世界最大級のシヴァリンガを祀る、カルナータカ州・コーティリンゲーシュワラ寺院の原型を創った人物。元は無神論者であったか、信仰心に目覚め、現在寺院がある場所に1000万体ものシヴァリンガを8世紀頃に設置したとされる(Wikipedia: Kotilingeshwaraを参照)。↩
- https://www.google.com/amp/s/www.karnataka.com/kolar/kotilingeshwara-temple/amp↩