言語: Telugu
監督: Gunasekhar
出演: Mahesh Babu, Bhumika Chawla, Prakash Raj
時間: 170 min.
メモ
▼ 手段
配信 (英字幕付き)
▼ 動機
飛び交う鉈、飛び散るTata Sumo1、
血湧き肉躍るアグレッシブなものが観たかった。何かと目にするタイトルなので気になっていた。
- Top 10 Factionism Movies In Telugu
- Cardboard monuments: City, language and ‘nation’in contemporary Telugu cinema
概要
ハイデラバードで活躍するカバディ選手・アジャイ(マヘーシュ・バブ) は、遠征先のカルヌール2 で望まぬ結婚を迫られていた女性を助けたことにより、その許嫁であるファクショニスト3 一味に追われる事になる。
感想
映画で描かれるハイデラバードの虚実に関する論考を読んだせいか、市内の建造物に自然と目が行き、ムスリムコミュニティーが集まる市街地の雰囲気が気になった。
王子様がヒロインをヴィランから救い出すテンプレのストーリーではあったが、ヴィランが属する地方社会と、都市部の空気の違いが感じられて面白かった。そしてマヘーシュ王子の顔がとにかく良い。
王子の顔の良さに圧倒されて終わるかに思えたが、印象に残ったのはPRおじさんの怪演だった。
ヒロインに執着する自称婚約者で、謎の秘孔術4 を操るファクショニストのボス(ママには逆らえない)… これだけだとコミカルなボスに思えるが、実際はゾッとするような側面もあり全体的にヤバかった (観て欲しい)。
おじさんが演じたオブール・レッディは 実在した人物がモデルらしい 5 。
秘孔云々は流石にフィクションだとしてもマジかー。女性の敵すぎる。
(鑑賞日: 3/31)
関連ツイート
さて、ファクショニズム映画を観てから出かけるぞ
— Maisamu😎 (@tumeric_notes) 2019年3月30日
-
テルグ映画ではおなじみの、宙を舞う四輪駆動車両。何故か白が多く観測される(当社比)。 ↩
-
アーンドラ・プラデーシュ州南西部ラーヤラシーマ地方にある県。 ↩
-
コミュニティー間の思想的・政治的対立に根ざした抗争に加担する者たち。 テルグのファクション映画は、関連事件が多発したアーンドラ・プラデーシュ州のラーヤラシーマ地方を舞台としていることが多い (“ファクショニズム"カテゴリを参照)。↩
-
人にはマルマと呼ばれる秘孔があるのだとか。↩
-
Amazon Prime Video、General Triviaの項目。同モデルが『Rakta Charitra』(Ram Gopal Varma, 2010) にも登場する (←ブ○カちゃんのことかな?)。というかあの辺りにいる女好きのならず者キャラって全員ソース同じだったりするのかしら…。 ↩