インド映画鑑賞記録

主に南インド映画を観てる、今まさしくブログの更新方法を必死で思い出そうとしている人のブログ

Nibunan (2017)

言語: Tamil
監督: Arun Vaidyanathan
脚本: Anand Raghav, Arun Vaidyanathan
出演: Arjun, Prasanna, Varalaxmi Sarathkumar, Sruthi Hariharan, Vaibhav
時間: 122 min.

メモ

▼ 手段
​配信 (テルグ語吹き替え、英字幕付き)
▼ 動機
​アルジュンさんがカッコイイから

概要

ランジート(アルジュン・サルジャ)率いるスリーマンセルの犯罪捜査班が連続猟奇殺人事件を追う、犯罪スリラー映画。被害者達には、奇妙なマスクを被せられ、背中に4桁の数字を書かれて吊るされるという共通点があった。

感想

テルグ語吹き替え版『Kurukshetram』を視聴。
アクション・キングことアルジュンさんの記念すべき150本目の作品だったらしい。
昼休みに観ていたせいもあり、普通の海外ドラマを観ている感じになってしまった…と思っていたら監督は主に海外(インド外)で活動してる方だった。

アクションの見せ場は幾つかあるものの (アルジュンさんの必殺技は強力パンチとハイキックか…目茶苦茶カッコイイのです…) 、どちらかと言えば犯罪捜査の謎解きに重点が置かれていた。

頭脳戦の空気を出してはいるものの、概ね主人公・ランジートの神がかった勘でゴリゴリ捜査が進む印象 (現実は推理小説のようには行かないと思われるので、却ってその方がリアルかもしれないが、犯行の性質上、もう少し丁寧に紐解いて欲しかった)。

シリアスな色合いが強いが、二人の部下とも家族ぐるみで仲がよく、お料理会をするなどホッとさせられるシーンもあった。マッチョなパパのエプロン姿……(´ཀ`」 ∠)
主人公が愛犬家という設定なのも良い。
しかし相手はサイコパスであることを忘れてはいけない… 犬好きは注意案件かもしれない。 (当然それを放っておくような主人公でもない)

↑割と地雷避けとか気にして書くようにしてるけれど、鑑賞済みリスト見ると圧倒的にバイオレンスが多いので、今更感がある… でもまぁ後で読み返して、また観ようかなと思った際に「疲れているときに見ないほうがいい」とか書いてあったほうが良いか。

ここで南北問わず犯罪捜査系の作品をまだ全然見れてないことに気づく。
もっと言えば真に迫るインドの刑事ドラマに出会えてない気がする (大体ヒーロー映画の延長線上…?)。
あるいはそのための自分の感性が育っていないだけかもしれない。
いずれにせよ事例を集める為にも今後は同ジャンルの作品も観て行きたく。

(鑑賞日: 4/3)